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【防災のススメ5】帰宅困難に備える3つのポイント

雑貨

コクヨ防災の達人「非常用品セット」DRK-SK2NDの仲間たち
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  • 防災備蓄品は、ヘルメットから水まで、不定形のものが多いため、無駄なく収納することが難しいのですが、「キャビネットフィットモジュール」シリーズで備蓄するときれいすっきり納まります。
  • この箱に毛布がはいってます。イラストでわかりやすいです。
  • なんと簡易トイレもこのとおり統一モジュールで箱に入っています。
  • 救急箱は目立つようにデザインされています。
 こんにちは、防災訓練生.Sです。前回はインフラ不全への備えとして、特に水の備蓄が重要だということをお伝えしました。1人当たり3リットルを3日分用意することが望ましいというお話でした。

 今回は東日本大震災で新たな問題としてクローズアップされた、帰宅困難に対する備えなどについてお話させて頂きます。

◆直後に起こる災害

 東日本大震災では、エレベータの閉じ込みが200件以上起きたといわれています。個人で備えられることではないですが、エレベータに緊急用の備品を設置する防災キャビネットがあります。ここには携帯トイレなども設置されているので、覚えておくと、いざというときに役立つかもしれません。そのほか、直後に起こる災害としては、倒壊、火災、津波などが想定されますが、これらについては別の機会に触れたいと思います。

◆当日起こる災害

 運よく倒壊や火事などに巻き込まれなかったとしても、帰宅の問題があります。震災時には鉄道が止まったり、道路が混雑して交通機関がマヒしたりすることが予想されます。東日本震災のときに、筆者はたまたま品川から自動車に乗っていたのですが、一つ隣駅の田町に着くまでに2時間以上を要しました。そのような震災の経験から、2013年に東京都では帰宅困難者対策条例が施行されました。

 対策の考え方の一つとしては、帰宅困難者による混乱を防止するために、都民や事業者に「むやみに移動を開始しない」ことが推奨されています。また「事業所における帰宅困難者対策ガイドライン」では、「帰宅困難者の一斉帰宅に伴う混乱を回避するとともに、企業等においては従業員等の安全の確保を図るため、従業員等を施設内に待機させることが重要」として、企業に3日間ほどの水・食糧の備蓄をするように求めています。そのため最近の防災のトレンドは、限られた事業所のスペースで、いかに備蓄をするかということになっています。コクヨが10月に発売予定の「キャビネットフィットモジュール」シリーズは、オフィスキャビネットに効率よく、見た目もかわいく収納できる備蓄ボックスとなっており、注目したい商品です(画像参照ください)。

◆帰宅困難に備えるポイント(まとめ)

 東京都が公開しているガイドラインには、以下の3つが書いてありましたので紹介いたします。

1.むやみに移動を開始しない。
 調査によると東日本大震災では、地震直後の16時~17時に帰宅開始した理由で一番多かった理由が「会社の管理者からの指示による」というもので、18時以降では「勤務時間が終了したから」というものでした。特に考えもなく移動してしまう危険性を示しています。

2.「災害用伝言板サービス」「災害用伝言ダイヤル171」SNSなどを利用する。
 災害時には家族の安否が一番気になるところです。日頃から災害時の連絡の取り方を確認しておくことが肝要です。

3.事業所内での待機
 3日分の水・食糧だけに目が向きがちですが、事業所内の安全が確保されていることが前提です。そのためには、建物の耐震化、家具類の転倒・落下・移動防止、ガラスの飛散防止など、安全に待機できる環境整備が重要といえます。

◆実際に自宅まで40kmを歩いた経験から

 筆者は以前にオフィスのある品川から、千葉の自宅まで、マラソンの距離とほぼ同じ約42kmを歩いて帰ったことがあります。レインボーブリッジを歩いて渡り、東京ディズニーリゾートの花火を横目にひたすら歩き、約8時間でたどり着くことができました。そのときはスニーカーを用意して履きましたし、道路も異常なく、渋滞などもない平時の状況でした。

 実際の震災時には、液状化や道路の分断、通行止めなども考えられますので、より困難な状況になるでしょう。普通に歩いても20km位を過ぎると、やや足腰が重くなりました(個人の感想です)ので、体力だけでなく身体面のトラブルにも留意すべきだとも思います。途中で引き返すことも難しい状況にもなりかねないと思いますので、「むやみに移動を開始しない」というのは確かにそのとおりだなと実感した次第です。

 次回は、避難所運営についての情報をお伝えしようと思います。

防災訓練生.S
愛用の文房具は測量野帳。inspiでは防災番や下地先生のイラストも担当しています。いろんな視点で文房具の便利な使い方などを紹介していきたいと思っています。
《防災訓練生.S》

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