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【1分間プレゼン04】相手の心を動かすシナリオを作る3つの手順

ピックアップ

【STEP1】 15秒で疑問を投げる
  • 【STEP1】 15秒で疑問を投げる
  • 【STEP2】 10秒で結論を述べる
  • 【STEP3】 35秒で理由を説明する
  • 3つのステップを1分間で構成します。
  • 「コクヨの1分間プレゼンテーション」(中経出版)
  • 『コクヨの3ステップ会議術』(中経出版)
  • 下地寛也(しもじ かんや)<br>1969 年生まれ。コクヨファ二チャー株式会社 [コクヨの研修]スキルパーク シニアトレーナー。 千葉大学工学部工業意匠学科卒。オフイスインテリアデザイン設計米国インテリア設計事務所留学、働く環境と従業員の行動(創造性、コミュ二ケーション、場のあり方等)に関する分析・研究などの業務に従事したのち、 2003 年より、現職にて企業変革コンサルティング、人材育成・教育研修を担当。著者に「会議がうまくいくたった3つの方法」(中経出版)がある
 こんにちは。[コクヨの研修]スキルパーク、シニアトレーナーの下地寛也(しもじかんや)です。今回は、プレゼンの「シナリオづくり」に関する基本テクニックについてお話したいと思います。(一番最後に「1分間プレゼンのシナリオテクニック」について1分間で説明していますのでお楽しみに!)

 プレゼンにおいて、何をどの順番で話すか。内容によって都度変えているよという人が多いかもしれません。しかし、そこにはやはりセオリーがあります。私がお勧めするのは、次の順番です。

1.最初に「疑問」を投げかける
2.次に「結論」を言う
3.最後にその「理由」を述べる

◆なぜ最初に「疑問」を投げかけるのか

 ビジネスでは、「結論から先に言え」とよく言われますが、プレゼンでは、結論の前に相手の興味を引く「疑問」を投げかけましょう。なぜならば、(これはみなさんも感じていることかもしれませんが)基本的にみんな、人の話なんて聞きたくないのです。プレゼンとは、その状態を前提に準備するべきものなのです。

 例えば、社内に導入するITシステムのプレゼンだったとします。いきなりシステムの説明を始められても、聴き手は話についていけません。そうではなく、「現状だと入力にすごく時間がかかり情報共有がうまくいっていないですよね。どうすればその手間を減らせるでしょうか? 実は今回、その解決法として…」と切り出されると、聴き手も「たしかにそうだな、ひとつ話を聞いてみようか」となるわけです。

 残念なことに、プレゼンをする上でこの「疑問の投げかけ」が抜けている人はかなり多くいます。最初に問題提起となる問いかけをして相手の興味を引いておけば、そのあとの話をより説得力を持って進めることができるのです。

◆「何だろう」「へぇ~」「なるほど!」と思わせる

 プレゼンの構成と、相手から引き出したい反応は次のようにまとめることができます。

1. 疑問 → 何だろう(興味)「そういえば深く考えたことないなぁ」
2. 結論 → へぇ~(驚き)「ふ~ん、ナニナニどういうこと?」
3. 理由 → なるほど!(納得)「たしかにスゴイ、検討するか!」

 疑問で興味を引いたあと、結論で相手を多少驚かせてさらに興味を引き、最後に理由を説明して、「なるほど、そういう理屈だからできるのね」と納得してもらう。聴き手の気持ちがこのように動いてくれたプレゼンは成功と言えるでしょう。プレゼンのシナリオも、ぜひその順番に沿って組み立ててみてください。

◆1分間で話すにはどうすればいいのか

 それでは、更にそれを1分で話す方法について説明しましょう。以下の文章は、今回のコラムを「疑問→結論→理由」の順番で構成して、約1分で話せるように実際につくってみたものです。

 今後のシナリオづくりの参考にしてもらえればと思います。

1.【疑問】
「今日は1分間で相手に伝わる話の作り方についてお話します。他人の話は長いと思うが、自分で話すと短く伝えるのは難しい…。1分で伝えるにはコツがあるのですが、それはどのようなものでしょう?」
 → 何だろう(興味)

2.【結論】
「実はシナリオを疑問15秒、結論10秒、理由35秒のバランスで作ると良いんです。」
 → へぇ~(驚き)

3.【理由】
「なぜかというと、プレゼンでまず大切なことは興味を持ってもらうこと。ツカミで疑問を投げかけて『何だろう』と思ってもらうことが重要です。
 次に短く結論を述べます。『相手のメリット』や『何をすればいいのか』を一言でズバッと言い、相手に『へぇ~』と思わせます。
 そして理由を述べていきます。お勧めするワケや、感情を揺さぶるエピソードを入れて、最後に背中を押す一言をつけてみます。そうすることで相手は『なるほど!』と思うわけです。
 我が社も多くの若手がこの方法でプレゼンスキルを習得しています。1分の話をつくる程度なので、気軽に始められるのもメリットですので、皆さんも、ぜひ一度お試しください。」
 → なるほど!(納得)

 以上となりますが、いかがだったでしょうか? (^∇^)
《下地寛也》

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