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受賞作を商品化…気持ちを伝える「和ごむ」ができるまで

ピックアップ

和ごむの製造過程をご紹介します
  • 和ごむの製造過程をご紹介します
  • 材料を機械に入れて練る
  • 原料がまんべんなく混ざるように何度もローラーにかける
  • 練る時に出てくる気泡がはじける音が聞こえてくる
  • 細かいゴミが入らないよう作業は素手で行う
  • 均一な厚みのシート状にする
  • 一晩寝かせる
  • 最適な大きさにカット
 水引の蝶結びをモチーフにしたゴムバンド「和ごむ」。「コクヨデザインアワード2013」で優秀賞を受賞した作品から生まれたこの商品は、ゴムバンドの留めるという機能はもちろん、プラスして感謝などの気持ちも伝えられる優れものです。今回は「和ごむ」がどのように作られているのか、その製造過程を見ていきたいと思います。

◆大きなローラーで材料を練る

 まず、混練機と呼ばれる機械に原料となるポリマー、加硫財、着色顔料を通し、回転する2つの大きなローラーで、粘土のように混ぜながら練ります。原料がまんべんなく混ざるように、ローラーから出てきたものをカットしてロール上にし、またローラーに通すという作業を、繰り返し行っていきます。原料をこうして練っていると、パチパチ…と練る時に出てくる気泡がはじける音が聞こえてきました。

 この作業において、ホコリや細かいゴミが混ざってしまうと商品に影響する恐れがあるため、ローラーに巻き込まれやすく、ゴミのつきやすい手袋ではなく、素手で作業をしなければなりません。

 そして、練った原料を均一な厚みのシート状にし、原料同士が良く馴染むように、一晩寝かせます。

◆金型に入れて加熱

 シート状になった原料は、和ごむの金型の体積から導き出された、最適な大きさにカットします。この際、機械の刃に原料がくっついてしまわないように、カットする時には、青いエンボスシートをかぶせます。

 次に、蕎麦のように細長くカットされた原料を、たい焼き機のような上下に圧力をかける直圧成型機で圧縮していきます。原料を1本ずつこの機械の金型に並べていき、熱を加えることで、混ぜたポリマーと加硫剤が化学反応を起こし、ゴムの性質に変化するのです。

◆最後は手作業で丁寧に

 できあがったゴム製品をエアーガンで金型とゴムの間に風を吹きつけ、ゆっくりと丁寧に金型から外し、手作業でひとつひとつ余分な部分を取りのぞくと、「和ごむ」の完成です。

 かわいらしい見た目の「和ごむ」は、こうして一工程ずつ丁寧に作られていました。意外と手作業が多いことにも驚きました。

「和ごむ」は、10月中旬に発売されており、カラーバリエーションも紅(あか)だけでなく、桃(もも)、白藍(しらあい)、 萌木(もえぎ) の全4色で展開されています。作り手の気持ちも込められている「和ごむ」をぜひ使ってみてはいかがでしょうか。

※本記事は、コクヨのECサイト「コクヨショーケース」のコンテンツを元に作成しています。
《inspi編集部》

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