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言いたいことがありすぎで絞れない…解決に効く「3位8割思考」によるプレゼンとは?

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「あれも大事、これも大事、それなんて絶対忘れちゃダメ」と言っても、聞き手にとっては全くわからないことになりがちです。「言いたいことを3つに絞りましょう」とは言いますが、どうやって絞り込めばいいのでしょう?
  • 「あれも大事、これも大事、それなんて絶対忘れちゃダメ」と言っても、聞き手にとっては全くわからないことになりがちです。「言いたいことを3つに絞りましょう」とは言いますが、どうやって絞り込めばいいのでしょう?
  • 「あれも大事、これも大事、それなんて絶対忘れちゃダメ」と言っても、聞き手にとっては全くわからないことになりがちです。
  • よく「言いたいことを3つに絞りましょう」とは言いますが、どうやって絞り込めばいいのでしょう? そんなときにやってほしいのが「3位8割思考」です。
  • 下地寛也(しもじ かんや) 1969 年生まれ。コクヨファ二チャー株式会社 [コクヨの研修]スキルパーク シニアトレーナー。 千葉大学工学部工業意匠学科卒。オフイスインテリアデザイン設計米国インテリア設計事務所留学、働く環境と従業員の行動(創造性、コミュ二ケーション、場のあり方等)に関する分析・研究などの業務に従事したのち、 2003 年より、現職にて企業変革コンサルティング、人材育成・教育研修を担当。著書に『会議がうまくいくたった3つの方法』(KADOKAWA中経出版)がある。
  • 『コクヨの1分間プレゼンテーション』(KADOKAWA/中経出版)
  • 『コクヨのコミュニケーション仕事術』(KADOKAWA/中経出版)
 こんにちは。[コクヨの研修]スキルパーク、シニアトレーナーの下地寛也(しもじかんや)です。

 「プレゼンをするとき、言うべきことがたくさんあるのに、こんな少ない時間じゃあ話せないよ」。そんな経験、ないでしょうか。

 今回は、「1分間プレゼン」の17回目。言いたいことの優先順位をつける際におすすめの「3位8割思考」についてお話しします。

◆言いたいことの上位3つで主張の8割は伝わる

 私も若い頃は、10分間くらいのプレゼンで7つくらいのメッセージを詰め込むような、情報量満載のプレゼンをしていました。早口になるし、「あれも大事、これも大事、それなんて絶対忘れちゃダメ」と言っても、結局どれが大切か聞き手にとっては全くわからない話になっていたわけです。

 よく「言いたいことを3つに絞りましょう」とは言いますが、どうやって絞り込めばいいのでしょう? そんなときにやってほしいのが「3位8割思考」です。

 この考え方は、よくよく考えてみると自分の言いたいことの上位3つが、主張の8割くらいを占めているのではないですか、という考え方です。たとえば、コクヨはオフィス家具を扱っている会社なので、新製品のイスを例に考えてみましょう。

 まずは、商品の特徴を拾い出して、箇条書きにしてみます。

 ・座の機構が骨盤を支えて姿勢が安定する
 ・スムーズに動く肘でPC作業で疲れない
 ・メッシュの背もたれで涼しく蒸れない
 ・背もたれを前方、後方2段階に設定できる
 ・樹脂の色は流行の白とベーシックな黒
 ・コーティング加工で脚の樹脂が汚れにくい
 ・上着を掛けるハンガーをオプションでつけられる
 ・張り地は12色から選べる

 「たくさんあるなあ…」と思いませんか? プレゼンでこれらの特徴をすべて説明していたら、聴き手は飽きてしまいます。

◆「全体に対しどのくらいの重みを持つか」を考えよう

 そこで、これらの特徴がそれぞれ、「全体を10とすると何割くらいの重みを持つものなのか」を考えてみてください。

 ・「メッシュの背もたれで涼しく蒸れない」は売りだから4割くらいかな
 ・「座の機構が骨盤を支えて姿勢が安定する」は他社との差別化部分。3割くらいかな
 ・「コーティング加工で脚の樹脂が汚れにくい」も売りだから1割くらいかな……

 こう考えていくと、だいたい上位3つの特徴で、言いたいことの8割くらいは埋まるはずです。逆に埋まらないと、何が売りなのかがぼやけている、ということになります。

◆図を描くとさらに比率を認識しやすい

 商品の特徴を挙げるとき、単なる箇条書きで終えてしまうと、それぞれの機能が持つ重みというものが、どうしてもイコールに見えてしまいます。

 また、「7~10個ある特徴の中から3つを選ぼう」といきなり考えようとするのも、難しいものです。そこで、自分が挙げた特徴はそれぞれ「全体の中でどれくらいの重要度を占めるものなのか」という割合を、感覚的にでよいので図にしてみてください。すると、おのずと優先順位が見えてきます。

 おすすめは、円グラフを描いてみることです。まずは手描きで円をノートに描いて、大事な順番で比率を考え、埋めていきましょう。実際に描いてみると、「そうか、自分が考えるおすすめ度はこれくらいだったんだ」ということが、改めて認識できます。そして、上位3つで言いたいことの8割くらいが埋まるので、話が絞れます。

 プレゼンではその3つを中心に話し、あとはオマケとして流すくらいにすると、相手にとってもわかりやすいプレゼンになります。
《下地寛也》

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