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子どものスポーツ適性を判定、運動能力測定システム「DigSports」開発

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「DigSports」で運動能力測定を行うようす
  • 「DigSports」で運動能力測定を行うようす
  • 「DigSports 」から出力される測定結果
  • 「DigSports 」のシステム構成
 電通国際情報サービス(ISID)のオープンイノベーションラボ(イノラボ)は4月17日、子どもの運動能力をITで自動測定し、適性のあるスポーツ種目を判定するシステム「DigSports(ディグスポーツ)」を開発したと発表した。野球やサッカーなど50種目から適性が判定される。

 スポーツ庁が全国の小中学生を対象に実施している「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」によると、運動習慣と体力、運動・スポーツへの意識と体力は相互に関連することが明らかになっている。体力向上への取組みには、運動の習慣化や運動・スポーツに対する肯定的な意識を高めることが重要だという。

 イノラボでは、子どもが早い時期に自分に合ったスポーツを見つけることが、運動への意欲向上や習慣化につながり、将来アスリートを目指すきっかけや生涯楽しめるスポーツとの出会いになるのではと仮説。全日本スキー連盟フリースタイルスキーのフィジカルコーチであり、スポーツトレーニングの専門家である遠山健太氏の協力のもと、運動能力測定システム「DigSports」を開発した。

 「DigSports」は、利用者の動きを3次元で検知するセンサー群、大型モニター、独自の測定・分析プログラムで構成。身体測定(身長、腕の長さ、足の長さ、座高、肩幅)と文部科学省の新体力テストに採用されている5項目(反復横跳び、垂直跳び、50メートル走、ボール投げ、持久走)を自動で測定する。

 狭いグラウンドや屋内でも計測できるよう、50メートル走、ボール投げ、持久走では遠山氏監修でイノラボが開発したアルゴリズムにもとづき、モニター前での動きから記録を推定する。

 測定後には、「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」と同様に5段階判定を実施。さらに遠山氏が考案したスポーツ適性診断メソッドを応用して、野球やサッカーなどオリンピック種目を中心とした50種目から、ひとりひとりに適性があると推定されるスポーツ種目を判定する。身長や手足の長さなど身体特徴、瞬発力や俊敏性など運動能力に応じて、適性が高い種目が判定される。

 イノラボでは今後、子どもの運動能力の成長予測機能、運動能力向上プログラム提案機能など機能強化を図り、「DigSports」の実用性をさらに高めていく計画。教育機関、自治体、スポーツ教室などを対象に一般公開も行っていく予定だ。
《奥山直美》

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