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筆記具に新しい付加価値を!選んで作れるボールペン「エラベルノ」開発秘話

文房具

左から企画担当の飯田さん、インク開発担当の吉川さん、ボディ開発担当の松下さん
  • 左から企画担当の飯田さん、インク開発担当の吉川さん、ボディ開発担当の松下さん
  • 上から、細め、標準、太めのボディ。クリヤーとスモーク2色のボディカラー、油性インク(赤、黒、青)、ゲルインク(赤、青、黒、ブルーブラック)、ペン先ボール径0.5mmと0.7mmの2種類を組み合わせることで84通りのボールペンに!
  • 左から企画担当の飯田さん、ボディ開発担当の松下さん、インク開発担当の吉川さん
  • 平らな面に人差し指、親指を添えると滑り止めになるDグリップ。平らに削る位置を塗った試作品、実際に削った試作品、製品を並べると制作過程がわかります
  • 先端には実は2個ボールが入っています!
  • コクヨの顔となるデザインを目指したこだわりのクリップは丸みのある特長的なデザイン。横から見ると弧を描き美しい
  • シルキー油性とエアリーゲル、インクを間違えないようカラーを反転。G/05はゲルの0.5mm、Y/05は油性の0.5mm
  • 自分に合ったボディを試して選べるようパッケージは無し。太めがピンク、標準が水色、紫が細めのグリップ
 先端のごく小さなボールが回転することでインクを送り出し、絵や文字を書くことができるボールペン。着想自体は1884年の昔からあったらしいが、量産化・実用化に至ったのは第2次世界大戦後の1945年。その後、より書きやすく改良を重ね、インクも、油性から水性インク、ゲルインクへと進化。今や、もっともポピュラーな文房具の一つとなりました。これ以上、あっと驚くような進化ってないのでは? だれもがそう思うはず。そこに打って出たのが、コクヨの新製品「エラベルノ」。ボディとインクを選ぶことができ、自分の好みにぴったり合った、“自分だけのボールペン”がつくれることが最大の特長です。

 企画担当の飯田康平さん、開発担当の吉川将史さん、松下欣也さんに、製品の特長や開発の経緯、今後の展開などについて聞きました。

上から、細め、標準、太めのボディ。クリヤーとスモーク2色のボディカラー、油性インク(赤、黒、青)、ゲルインク(赤、青、黒、ブルーブラック)、ペン先ボール径0.5mmと0.7mmの2種類を組み合わせることで84通りのボールペンに!
上から、細め、標準、太めのボディ。クリヤーとスモーク2色のボディカラー、油性インク(赤、黒、青)、ゲルインク(赤、青、黒、ブルーブラック)、ペン先ボール径0.5mmと0.7mmの2種類を組み合わせることで84通りのボールペンに!

◆さまざまなニーズに対応できる、今までにないボールペンを作ろう!

--まず、「エラベルノ」とはどういう製品か特長を教えてください。

飯田:グリップが太め、標準、細め、3種類×2色(クリヤー、スモーク)のボディと、油性インク(黒、青、赤)、ゲルインク(黒、青、赤、ブルーブラック)、またペン先のボール径も0.5mmと0.7mmの2種類があり、これらを組み合わせることで84通りのボールペンを作ることができるのが最大の特長です。だれにでも、自分にぴったり合った“私だけの1本”ができるはずです。

--なるほど、ありそうでなかったボールペンですね。「エラベルノ」の開発の経緯を教えてください。

吉川:コクヨでもボールペンは30年以上販売してきました。ボールペンは非常に魅力的な市場ですが、その分競争が激しく、なかなか独自の差別化要素を盛り込めないまま、15年以上新商品が出せていないのが現状でした。そこで、もう一度原点にもどり、今までにない、コクヨだからできる新しい価値を生み出せないか?ということで、プロジェクトがスタートしました。

 最初は、ボールペンで書きものをしている社員50名のペンの持ち方や手の大きさなどの写真を撮って分析をしたり、ユーザーがボールペンに求めることって何なのか、細かくリサーチするところから始めました。

--ボディとインクが選べる、という発想は最初からあったのでしょうか。

松下:最初は全く無かったのですが、リサーチしていくうちにユーザーのニーズが様々であることがわかりました。ボールペンの書き心地の良し悪しというと、多くの人はインクに目が行きがちなのですが、リサーチを続けるうち、握り心地も書き易さに大きく影響することがわかってきました。そのあたりから、インクとグリップが自由に変えられるというイメージが固まってきました。グリップを、太め、標準、細めの3種類まで絞り込んだのは、ちょうど1年半前くらいですね。当初は太めと標準だけで、細めはなかったんです。ユーザー調査でも、太めと標準で8割の人のニーズをカバーできることがわかりましたが、より広くユーザーの好みに対応するため細めもラインアップに追加しました。直近のコクヨの展示会でユーザーに意見を聞いたところ、どのグリップも人気で、追加して良かったと実感しました。

左から企画担当の飯田さん、ボディ開発担当の松下さん、インク開発担当の吉川さん
左から企画担当の飯田さん、ボディ開発担当の松下さん、インク開発担当の吉川さん

《石井栄子》

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