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思いよ届け!歌かるた箋にのせて~開発者はミタ!滋賀を愛する「ReEDENヨシ物語」その3~

文房具

【歌かるた箋】使用例その2
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 普段口に出しては言えない思いや切実な願いを、五・七・五・七・七の「短歌」にのせて伝えてみませんか。「びわこ文具」シリーズより、百人一首の読み札のような小さな便箋「歌かるた箋」をご紹介します。

◆歌かるた箋とは?

 本製品は、風合いのあるヨシ紙に、百人一首の読み札を元にデザインした小さな便箋。平安時代から続く五・七・五・七・七の「短歌」という方法で、気持ちやメッセージを伝えるちょっと日本文化的なツールです。百人一首の歌人「殿」、「姫」、「坊主」に加え、誰もいない畳だけの「無人」の4種類で構成されています。「無人」の用紙には、人物を自由に書き込んだり、シールや切り抜きを貼ったりして、楽しみ方はあなた次第です!

◆かるたの聖地「近江神宮」

 これまで滋賀・琵琶湖の魅力をぎゅっと詰め込んだ製品を作ってきた「びわこ文具」シリーズ。もちろん、かるたも滋賀に縁があるのです。滋賀県の大津市にある近江神宮は、天智天皇を祭神として創建された神社で、『小倉百人一首』の第1首目の歌(秋の田の~)を詠んだ天智天皇にちなみ、かるたの聖地とされています。毎年競技かるたの名人戦や、クイーン戦、学生の選手権大会など様々な大会が開催されています。2016年に公開された映画『ちはやふる』でも、近江神宮が映画の舞台になりました!

◆伝えなきゃ始まらない!

 実はこの「歌かるた箋」、開発時に営業・開発会議で物議をかもした案件でもありました。「売れへんで」と反対する営業陣と、商品仕様をつめ、「どこで販売するの?」「誰をターゲットとするの?」と懸念事項を色々協議した末、発売にこぎつけました。こうして、商品企画はブラッシュアップされていくのですね。より良い品物を作るため、日々挑戦です!

 発売し始めは新商品として緩やかな動向でした。ですが、全国紙の夕刊に記事を掲載いただいたことを皮切りに、全国のお客様から、奥様方のかるたの会用に、お孫さんの学校でかるたブームが来ていてプレゼントしたいなどなど、嬉しいお問い合わせが!

 また、開発メンバーがかるたの協議会などに製品をお送りしてご紹介した結果、近江神宮内の大会などを行う施設でもお取扱いをいただけるようになりました。ありがたいことに学生さんがお互いを励まし合うメッセージを書いたり、お土産としてもご活用いただいているそうです。

 思いよ届け!とボールを投げ続けた結果です。気持ちを受け止めてくださったみなさんに、本当に感謝です。

◆How to use 

 さて、「びわこ文具」あるあるで、「コレいつ使うのよ?」とお客様からお声をいただくことがあります。まずは、「古風ながら可愛い」手書きのイラストをご堪能くださいませ。そして、誰に・どんな言葉を贈るか考えてみてください。いくつかご使用例をあげてみます。

その1「口に出しては言えない思い」
【歌かるた箋】使用例その1
 会社の先輩、例え友達であっても直接口にしにくいこと。相手を思うからこそ、贈ります。

その2「切実な願い」
【歌かるた箋】使用例その2
 普段お弁当を作ってくれること、本当に感謝しています。でも、届いて欲しいこの願い…。

その3「自由作品」
【歌かるた箋】使用例その3
 仕事の催促状に。「無人」の用紙は登場人物をオリジナルで描いてみたり。

 必ずしも五・七・五・七・七の「短歌」にする必要はないのですが、文章のニュアンスを変えることで、面白く柔らかく伝えられる気がします。また、「短歌」にとらわれず一言二言メッセージを書いても、ちょっと古風な便箋がアクセントに!

◆ありがとうの手紙
 先日弊社で、普段お世話になっている社内の仲間に、ありがとうの気持ちを「歌かるた箋」に書いて贈ろう!という取り組みがありました。私も、他部署の人から、ありがとうの手紙をいただきました。特別なことじゃなくて、通常業務の中の小さな積み重ね部分のこと、見ていて感謝してくれていたんだ、とすごくジーンときました。改めて文面でもらうと、照れくさいけど何より嬉しいですよね!

◆時を超える思い
 「歌かるた箋」の元となった百人一首に思いを馳せてみると、その年月を経ても語り継がれる人の思いに驚きます。今から何百年も前に詠まれた歌を、現代の私たちが読んでいる。

 お互いに顔を合わせ、電話で、声に出して伝えると、表情や声色・細やかなニュアンスなど言葉以上に伝わるものがあって、これもとっても大切なことだと思います。

 でも、文字にして書き記すことで、削ぎ落とされた表情の変わりに、受け取った人は想像を含め文字以上のものを読み取ろうとする。そして、何度でも見返して、気持ちに触れられる。なんとも、歴史感じるロマンが詰まった文具です。

 この年末年始、差し入れに添えるメッセージカードに使ってみたり、クリスマスに愛の歌を詠んだり、お年玉に忍ばせてみたり、オリジナルかるたを作ってみるのはいかがですか?

【ミタヨシコ】プロフィール"ミタヨシコ 滋賀で生まれてこの方ずっと滋賀暮らしの「滋賀っ子」です。文具・雑貨が大好きで、ReEDENの開発グループの一員として、日々、滋賀の魅力探し・欲しい文具の妄想に励んでいます。プロジェクトの活動や製品開発の裏側など、開発視点でお届けっ!

《ミタヨシコ》

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