人気&限定文具大集合の「コクヨハク2015」、フォトレポート
4月3日(金)~5日(日)、コクヨの新商品や限定商品などが一堂に介した博覧会イベント「コクヨハク2015」が、東京駅に隣接するJPタワー・KITTE(東京都千代田区)地下1階東京シティアイで開催された。
ピックアップ
コクヨハクは、コクヨの最新文具や話題の商品に実際に触れて、体感してもらうことを目的とした、情報発信型のステーショナリー・イベント。2013年から毎年大阪で開催されてきたが、今回初めて東京で開催された。
また、今年は「Campus 40th & Shiga EXPO」をテーマに掲げ、キャンパスノート発売40周年を記念し、キャンパスノートの主力工場がある滋賀県とのコラボレーションで実施。滋賀県の魅力も楽しめる催しとなった。
初日スタート前の入口には、開催を待ち望んでいた文具ファンがずらりと並び、注目の高さが伺えた。「コクヨハク」の目玉商品のほか、ワークショップのようすなどをレポートする。
◆キャンパスノート40周年記念
発売40周年を迎えたキャンパスノート。時代とともに変化してきたキャンパスノートが展示されていて、40年の歩みが見られた。どのデザインを懐かしいと感じるかで、世代がわかる。これも、長く愛され続けてきたキャンパスノートならではといえるだろう。
◆2連キャンパス販売
製造段階ではロール紙になっている、キャンパスノートのページ用紙を、通常の2倍の長さでカット。限定販売の2連キャンパスノートも人気を集め、多くの来場者が手にしていた。
◆カドケシソファ
コクヨハクでも展示されていた、人気商品「カドケシ」を巨大化させたカドケシソファ。カドケシのくぼみに子どもが座れる大きさにつくられている。市販はされていないが、お客様から「欲しい」という問合せがあるそうだ。
◆Kokocool(滋賀県認定)
Kokocool(ココクール)とは、滋賀らしい資源や素材を活かし、心の豊かさや暮らしぶりといった滋賀らしい価値観をもつ商品やサービスのこと。びわ湖のヨシを練り込んだ用紙を使用した、コクヨのエコ文具「ReEDEN(リエデン)」も、滋賀県認定「ココクール」ブランドの商品だ。
◆たびあと
琵琶湖のヨシをたっぷり使用した、風合いのある紙が魅力の「たびあと」。旅先での記念スタンプや思い出のスクラップをはじめ、御朱印帳にも最適だ。
◆びわこふせん・びわこクリップ
滋賀ならではの文具、琵琶湖のフォルムの「ふせんとクリップ」。特に、「びわこふせん」はファンが多く、会期中、毎日コンスタントに売れていたようだ。
◆びわこ文具シリーズから「とび太くん」グッズ登場!
道路のとび出し防止キャラクター、とび太くんが日本で初めて登場したのは、実は滋賀県。そこで、とび太くんグッズも会場に並んだ。
◆ホビー用品としても好評の麻紐
荷物の梱包はもちろん、ホビーや手芸、おしゃれなラッピングにも適した「麻紐」。
◆キャンパスノートみたいなフォトブック
キャンパスノートのデザインを忠実に再現した、ノート兼フォトブック「キャンパスノート×TOLOT」。2015年末までの期間限定で、アプリ経由で受付中。
◆ロングミリケシ
1行単位で消せるミリケシが、通常の3.9倍もの長さに。ふだん目にしにくい、こういった商品に出会えるのも「コクヨハク」の魅力だ。
◆ひっつき虫
両面テープではなく、ソフトは粘着剤の「ひっつき虫」。穴を開けたくない壁にポスターやカレンダーなどを貼ったり、花瓶や置物などがズレないように固定したり、何度も使えて便利。
◆強力瞬間接着剤「REDTECH」
塗った所が赤くなるので、適量を塗りやすい強力瞬間接着剤。乾くと接着剤が透明になるうえ、使いかけの接着剤が固まりにくい超密封構造。
◆両面テープ「ラクハリ」
はくり紙をはがす手間がなく、ゴミが出ない両面テープ。修正テープのように、すーっと引きながら貼れて便利。
◆デコキャンワークショップ
デコレーションしやすい表紙にテープやマーカーなどを使ってオリジナルノートを作るワークショップを開催。個性豊かなノートがたくさん誕生した。
◆オリジナル測量野帳を作ろう!ワークショップ
発売から50年以上経過するのに、品質改善のための仕様変更のほか、ほとんどデザインが変わらないロングセラー。開場ではオリジナル測量野帳を作るワークショップが開催された。
今回の「コクヨハク」では、金・銀の限定バージョンの測量野帳などが販売されたが、開場と同時にファンが殺到し、瞬く間に売り切れたが、後から補充され、入手できたラッキーなファンもいた。
今回、初の東京開催ということもあり、「コクヨハク」を待ち望んでいたファンが多く、連日会場に足を運んだ文具ファンもいたようだ。キャンパスノート40周年のコクヨの文具は、多くの人が学生時代にお世話になり、その後の生活やビジネスでも身近な存在ではないだろうか。