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【文房具 温故知新】今さら、定規に驚かされる。

定規の温故知新。今さらながら、定規の進化に感動した話。しかも、ほぼ同時に2つの定規に。

文房具
本当の定規&目盛り詳細
  • 本当の定規&目盛り詳細
  • カッター用金属プレート入り
  • 右から始まる目盛りと長さが違う目盛り
  • 【文房具 温故知新】今さら、定規に驚かされる。
  • 本当の常備目盛り
  • 本当の定規 全体
  • 50mmで切るときの目印を書く
  • 境界線に沿って切る
 まさか、今さら定規に驚かされることがあるとは。「本当の定規」と「ドローイングシート」。しかも、2つ続けて。

 温故知新なので、まずは定規の昔を軽く振り返ってみたいと思います。定規は、昔からある文房具なので、たくさんの工夫が施されてきたと思いますが、比較的最近の工夫で思い出せるものというと、以下のようなものがあります。

・カッター使用時に、定規を切らないようにするための金属プレートが付いている。
縦横同時に測る
・左利きの人にも、線を引きやすいように右端から始まる目盛りも書いてある。
・目盛りが読み取りやすいように、目盛りの長さを変えている
縦横同時に測る
どれも、最初に見たときは、「なるほどなあ」と思いました。

 しかし、今回の2つは、驚きと感動がありました。

 まずは「本当の定規」。これは、2014年のコクヨデザインアワードの優秀賞が商品化されたものです。受賞が発表されたときに、初めてその作品を知ったのですが、作者のコメントを読んで、感動しました。

本当の定規 全体
本当の定規 全体

作者コメント -コクヨホームページより-
『一般的な定規のように「太さがある線」ではなく、幾何学の定義でいうところの線=「太さがない線」で目盛りを表現できれば、長さを計る道具という定規の本質により近づくことができると考えました。 等間隔に並べた面と面との間に生まれる「境界線」で位置を示し、より正確な長さを計ることができる定規です。』

本当の定規目盛り

 幾何学の定義でいうところの線に太さがないというのはなんとなく知っていましたが、それは概念的なもので、目に見えない線だと思っていました。しかし、「境界線」という形で視覚的に認知できるものだと、初めて知りました。

 一方、定規の目盛りというと、太さがある線で書かれていて、その太さに内在する誤差は仕方がないと思っていました。しかし、この定規は、この「境界線」というものを使って、概念的には誤差を排除してしまったように思います。

 この発想を知ると、定規の目盛りに沿って、長さの目印を書く方法も変わってくるような気がします。これまでは、筆記具の線の太さの真ん中を目印にするようにしていましが、筆記具で書いた線の色と紙の色との境目が目印になるように書くほうが正確になるかもしれません。

 あくまで概念的で、実作業の精度がどれだけ上がるかは、使う人の技量次第だと思いますが、線や目印の書き方や、長さの測り方、はさみの切り方にまで影響を及ぼしそうなすごい定規だと思いました。
本当の定規 目盛りの書き方
本当の定規 切り方
《ウェブマスター》

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