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クリエイティブな活動を応援!haconiwa&コクヨ共同開催イベントへ潜入

 2019年5月25・26日の2日間、東京・原宿でコクヨが運営するライフスタイルショップ「THINK OF THINGS」にて、haconiwa×コクヨ クリエイター展「haconiwa creators exhibition 2019」が開催されました。

文房具
haconiwaの新しいロゴとコンセプト発表
  • haconiwaの新しいロゴとコンセプト発表
  • クリエイター14名の描いた「7」がいたるところに配されたイベント会場
  • 参加クリエイターとhaconiwaスタッフが揃って、笑顔の記念撮影
  • クリエイター14名の描いた「7」がいたるところに配されたイベント会場
  • haconiwaを運営するRIDE MEDIA&DESIGN株式会社の森さん
  • イベント限定のスペシャルボックスは、台湾の印刷会社の協力のもと、日本ではまだ希少な紙素材で制作
  • haconiwaの新しいロゴとコンセプト発表
  • イベントコラボのきっかけとなった商品「GLOO」
 2019年5月25・26日の2日間、東京・原宿でコクヨが運営するライフスタイルショップ「THINK OF THINGS」にて、haconiwa×コクヨ クリエイター展「haconiwa creators exhibition 2019」が開催されました。さまざまなジャンルのクリエイターが一堂に会し、とても華やかな会となった内覧会のようすをレポートします。

 「haconiwa creators」は、“クリエイターをたくさんの方々とつなげたい。そして面白い化学変化を起こし、みんなの日常をクリエイティブで楽しい世界にしたい。” という想いで、WEBマガジン「haconiwa」が2018年秋からはじめたクリエイタープロジェクト。文房具メーカーであるコクヨが「haconiwa creators」とコラボレーションイベントを開催するに至った経緯について、コクヨ株式会社・ステーショナリー事業本部 プロモーション推進部の多田あずささんに話を聞きました。

「何かを作り出すアクションを応援したい」



--「haconiwa creators」とコクヨ。両者にはどんな共通点があったのでしょうか?

 今年発売したコクヨの接着用品シリーズ「GLOO」がひとつのきっかけです。これは、“貼る”行為をより豊かで創造的な行為にしたい、という思いから誕生した商品。佐藤オオキさん率いるデザインオフィス「nendo」監修のもと、スティックのり、テープのり、瞬間接着剤、テープカッターの4種がラインアップしたシリーズです。のりやテープというと、封筒や領収書を貼るといった事務的な使い方が主流です。でも、実は“貼る”という行為は、単なる作業ではなくて、何かと何かをくっつけて新しい何かを作り出す、とてもクリエイティブなアクションなんです。

コクヨ株式会社・ステーショナリー事業本部 プロモーション推進部の多田あずささん「楽しく、創造的に文房具を使ってほしい」と話すコクヨ・ステーショナリー事業本部の多田さん

 今回出展しているクリエイターの皆さんの作品からも、接着用品としての文房具をクリエイティブに使うことの楽しさや素晴らしさを感じることができます。文房具の使い方を限定せず、「“貼る”ってこんなに変われる」をコンセプトに、もっともっと創造的に楽しく使ってほしいという私たちの思いと、クリエイターの活動をサポートする「haconiwa creators」の方向性がぴったり重なって、今回のイベントを共同開催することになりました。

企画のきっかけにもなった「GLOO」

--会場に入ってすぐに大きなインスタレーションがありますね。この作品について教えてください。

 本展の見どころのひとつです。今回参加したクリエイターの皆さんには、1人1枚、本展のためにポストカードをデザインしていただきました。そのポストカードと、制作過程のラフを「GLOO」で貼り付けた大型展示です。たとえば「GLOO」のスティックのりは、四角い形につくられているので紙のカドまでしっかり塗ることができるのがポイント。ポストカードのような厚紙でも、しっかり強く貼ることができます。「GLOO」の使い方の提案を通じて、まずはクリエイターの方々の活動をサポートすることで、“貼る”というクリエイティブなアクションを活性化し、世の中の皆さんにも広めていけたらと思っています。

イベント名が印刷された透明のカーテンの向こう、会場の中心に大きなインスタレーションが

参加クリエイターのポストカードデザインとラフ画を「GLOO」で貼り付けて、1枚の共同作品に

展示作品に隠された“貼る”アイデアをご紹介!



 会場には、デザイナーやイラストレーター、フォトグラファーなど様々なジャンルで活躍するクリエイター14名の新作が展示されていました。作品の共通テーマは「haconiwa」7周年の数字でもあり、幸せの象徴の数字ともされる「7」。その中から、「GLOO」のコンセプトにも通ずる、“貼る”というアクションを制作プロセスに取り入れられている作品を、作者のコメントとともに紹介します。

絵本作家・ブックデザイナー 吉家千陽さん




 テーマが「7」ということで、すぐに7色の虹が思い浮かびました。特に今回は、ハワイで祝福の虹と呼ばれ、見た人に幸運が訪れるという“Night Rainbow”を描きました。iPadを使って描いているので、作品としてディスプレイすると平面的になりがちですが、虹にかかる星をイメージしてビーズを貼り付けることで立体感やアナログ感が出るように工夫しました。つまようじの先に接着剤を塗って、1個1個ビーズを貼り付けていくんですが、ちょっとの量でしっかり付くもの、塗ったところが目立たない接着アイテムが重宝しています。

イラストレーター そで山かほ子さん




 まず、7という数字を入れた「セブンフラワーズカンパニー」という架空の会社をイメージしました。その会社がつくっているのは、香水。7つの花を使った“RAINBOW”という香水の瓶が今回の作品のモチーフです。アクリル絵の具をたっぷり塗って、木を貼り合わせ、立体的に仕上げています。私たちクリエイターとhaconiwaに、花のようなきれいな虹がかかるように新しいことができたら、という想いを込めています。

刺繍クリエイター nu to saw figさん




 人間には7つの欲求があると言われています。嫉妬や怠惰といった抽象的な「欲」を、手刺繍とヴィンテージビーズを組み合わせて表現しました。作品を際立たせるために、台紙もこだわっています。2枚の紙を貼り合わせるとき、ムラが出ないように均等に塗るのが難しいですね。また、私の作品では刺繍の背面に合皮を貼って金具を取り付けることが多いので、すぐ乾き、接着力は強いのに、手に付いたときには剥がれやすい、そんな接着剤があったら嬉しいなと思います。

イラストレーター てらおかなつみさん




 色鉛筆で犬のイラストを描いています。7頭の犬が寄り添う姿や、いろいろなポーズの犬をスケッチブックに貼ってコラージュしました。誰もが「あ、うちの犬に似てる」と、癒しを感じてもらえるようなイラストを描きたいと思っています。

haconiwa7周年記念スペシャルグッズの販売も



 本展では、テーマにちなんで参加クリエイター14名の皆さんに、それぞれ「7」の文字を描いてもらったそう。その14個の「7」の文字を全体にあしらった「haconiwa creators exhibition 2019」スペシャルボックスを販売。箱の中には12枚のポストカードが1セット入っています。

イベント限定のスペシャルボックスは、台湾の印刷会社の協力のもと、日本ではまだ希少な紙素材で制作

 会場の一角には、ボックスを積み上げたオブジェも展示されていました。ホログラムの箔押しを贅沢に施したデザインと、面取りした繊細なデザインに目を奪われます。遠目からみるとシンプルな金色の箱に見えますが、近づくとクリエイターの皆さんによる「7」が浮かび上がって見えるこだわりの質感に仕上がっています。

クリエイター14名の描いた「7」がいたるところに配されたイベント会場

7周年を迎え、haconiwaは新たなフェーズへリニューアル



 当日は、参加クリエイターの皆さんとhaconiwaの7周年をお祝いに駆けつけた方々、メディア関係者で賑わう中、ロゴとWebサイトのリニューアルが発表されました。

 「今までhaconiwaは、女子クリエイターに特化したライフスタイルづくりマガジンとして活動をしてきましたが、7周年を迎え、さらなる可能性を広げるためにリニューアルをすることにしました。“世の中のクリエイティブを見つける、届ける”を新しいコンセプトに、今後もクリエイターの皆さんとともに情報発信と制作活動を行っていきます。職種や仕事内容に関わらず、クリエイティブな視点を持つこと、想像性を持つことで日々の暮らしをもっと楽しくできる。私たちはそう考えています」と語ったのは、haconiwaを運営するRIDE MEDIA&DESIGN株式会社の森さん。

haconiwaの新しいロゴとコンセプト発表

 Webサイトのリニューアルは6月下旬を予定しているとのこと。新たなステージに進むhaconiwa、ますます充実するであろうコンテンツに期待が高まります。

「日常のクリエイティブを見つけてほしい」とRIDE MEDIA&DESIGN株式会社の森さん

クリエイター同士が交わり、発展する場づくり…クリエイティブな活動を応援



 「クリエイターが交わり、重なり、新しい発展へ繋がってほしい」という本イベントの期待通り、クリエイター同士、お互いの作品やこれからの活動にまつわる話に花が咲き、会場は大盛り上がり。同じテーマのもと、それぞれの感性を持ち寄って開催された今回のイベントは、展示に足を運んだ方の誰もが持っている、クリエイティブな感性をも刺激してくれる場所となったことでしょう。

参加クリエイターとhaconiwaスタッフが揃って、笑顔の記念撮影

 誰もが日常に持ち合わせている創造性のカケラと、普段使いの何気ない文房具たち。たとえプロのクリエイターやアーティストでなくても、両者が交わることで、新しい未来が広がる。そんなワクワク感と可能性を感じさせるイベントでした。
《吉野清美》

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